昨夜、独身の時の飲み仲間の一人から電話で
「なー、Yが亡くなったって聞いたけど、おまえ何か知っちょー?」
寝耳に水とはこの事である。
「なーんも知らん」
「おまえ近所だがやー、知らんかやー」
まあ、近所ちゃー近所だがそれは母のとこからね!
「じゃあ、家まで行って見てくーけん、後でね」と行ってみた。
・・お通夜だった・・!!車を停め家に飛び込んだ。
人の命って、はかないもんだね。久しぶりに喪服を着た。
ワシのもっちょー服の中でこれが一番似合うとよー言われー・・嬉しくないのだが・・。
神道なので、太鼓と笛の音が響く葬儀で、何だか祭りで送り出した・・そげなYらしい葬儀だった。
豪快で笑顔が絶えん仲間に囲まれ・・いい人生だったと思う。
おくさんと、息子さん達の後ろで肩をすくめ、一人一人に
「あーどうも!あーどうも!」といっちょー姿が見えーやなかった。葬儀場は人が溢れた。
ワシ?パンツ・・いやハンカチ2枚濡らした!笑顔でいようと思ったけど、あっちこっちのすすり泣きにつられ・・
享年53歳、わしらがそっちに行くのはまんだ40年はかかーけん、おんぼらと待っちょってごいた!