バイト君は年々やせ細ったのが入ってくる・・重たいもんなんか、持った事ないとー、家では箸以外持たんらしい。
がよんがよんの体だ・・。腕はワシの半分しかない、信じられん様だけど事実である。
「はー、腕相撲したら、あたしが楽勝だねー、あんたなんか、左腕の小指でいいわー」・・折れーかもっせんけん実戦せんだった。
「腕立て伏せして鍛えます!!」それから一週間・・鍛えちょらんだった。
「H君、悪いけど、生ビールの樽を2個、2階に持って上がってくれるかなー」
「はい」・・おーおー、こやつ、樽に振り回されとるではないか、大丈夫か?
「この樽を、また持って降りてくれるかな?」
かるーく鍛えてやった。この後彼に筋肉痛が襲ったのは、言うまでも無い。たったあれだけでか!!情けない!!
「もう2往復くらいいっとくか?」
「いやです」
筋肉が全く無いと言っても過言じゃあーせんけん、ほんに今度見せーけん。
勉強ができーより、頼むけん、体鍛えてごしない。
いざってえ時、大切な人を守れーかね?・・家で重たいもん持たせてごいた。
家庭で、何もさせなさ過ぎーわ。