千里 鶯啼 緑 紅 映 せんり ウグイス ないて みどりくれないにえいず
水村 山郭 酒旗 風 すいそん さんかく しゅきのかぜ
南朝 四百八十寺 なんちょう しひゃくはっしんじ
多少 楼台 煙雨 中 たしょうの ろうだい えんうのうち
杜朴 (とぼく)作
晩唐の詩人。
高級官僚で三〇代前半まで、エリートとして
江南で思う存分活躍した時期と
弟の面倒を見る為栄光への挫折を味わった時期との
二つに分けることができる人生だった。
五〇歳没。
意味は・・・見渡す限り遠く広がる平野のあちこちからも
ウグイスの声が聞こえ、木々の緑が花の紅と映じ合っている。
水辺の村や山沿いの村の酒屋の目印の旗が春風になびいている。
一方、古都金陵には、南朝以来のたくさんの寺院が建ち並び、その楼台が春雨の
中にけぶって見える。
作者の人生と、詩の意味が判らんと吟じても心が入らん。
わしゃーあほうじゃー!練習不足を他人のせいにして・・恥ずかしい!
吟じ方忘れた!って言ったがー?ほんに、あんた誰?ってーくらい別人の吟。
思い出す為に、関口ゆりさんの録音した吟を聴いたんだわー。
思い出した!おーそげそげー!詩吟ってこげなだったわー!って・・・
明日の段位審査で恥ずかしくないやに吟じますけん。
師匠!!これからもよろしく!!
また、あした録音させてもらいますけん!