一昨日の朝の空だすー。
詩吟に行って新しい教本を頂いた中に、二つ気になる詩を見つけた!
29日には吟士権大会があるんで、皆の練習は気合が入っちょー。
でも、私は大会にでるわけじゃーないけん、好きなのを吟じる!らっくちーん!
では、一つ紹介シマショー。
張謂(ちょうい)作 長安 主人の 壁(へき)に 題す
世人 交 結 黄金 須 せじん まじわりを むすぶに おうごんを もちう
黄金 多 交 深 おうごん おおからざれば まじわり ふかからず
縦令 然諾 暫 相 許 たとい ぜんだくして しばらく あい ゆるすとも
終 是 悠々 行路 心 ついに これ ゆうゆうたる こうろの こころ
悠々・・無関心な態度
行路心・・通りすがりの人の冷たい心。
世間の人は交際を結ぶとき、金の力を目安とする。
だから金が多くなければ、交際も深くならない。
たとえ友人となることを承知した仲でも、金の切れ目が
縁の切れ目で、交際は次第にうとくなり、しまいには
通りすがりの人のような心となってしまう。
どげー?張謂って人は721年生まれ!酒好きで、淡白な性格で
湖や山を訪ねるのを楽しみにしちょった・・・何で分かるんだろー?
淡白な性格って・・。
dryな性格っちゅーか・・私みたい。
人と交わるのが下手だったんだねー。
お金が無いと付き合えんって・・まあ、ランチも行けんし、
酒を酌み交わす事もできん・・・って私のレベルではそんな感じ?
でも、このさんは生まれつき裕福な家庭に育ち、
周りからもちやほやされ・・それが大人になって金の力だと気付く・・に至った?
と、それは私の見識!知らんよ!
ねー?随分昔の考えなんだねー?
『金の切れ目が縁の切れ目』って。